最新のがん治療を受ける為にも、自分にあったクリニック選びは最重要

がん治療を行なう際には、自分にあった病院やクリニックを見つけることが大切なポイントです。病院やクリニックが変われば、 当然担当するドクターや治療の内容も変化するでしょう。自分に最適な治療を選択する為にも、まずはがんという病気と真剣に向 き合い、自分自身でも基本的な病気に対する知識を身につけておきましょう。それと同時に病院の種類や良いクリニックの見分け 方、がん治療を効率良く進めることが出来る方法をチェックしておくことが大切です。

がんについての基本情報

がんを知り己を知れば治療あやうからず

がんは誰にでも発症する可能性がある病気の1つです。突然がんを宣告され れば、誰でも自分自身の生命について考え、その終焉を考えこんでしまうよ うな心境になってしまうものでしょう。ですががんという病気は早期発見し、 適切な治療を行なうことで快方に向かうことも珍しくありません。その為に もまずは自分が戦っているがんについて正しく理解することが大切なのです。 がんを知り最適な治療方法を選択していきましょう。

腫瘍=がんでは無い

一般的に腫瘍そのものをがんとして捉えている人が多いのですが、腫瘍には良性腫瘍もありま す。良性腫瘍に関して言えばがんではありません。がんとは悪性腫瘍のことを指しています。 悪性腫瘍と良性腫瘍の違いを知ることで、それぞれの症状にあわせて、抗がん剤や放射線治療 など最適な治療方法をチョイスすることが出来るのです。最適な治療方法の選択は、治療その ものや使用する薬剤の副作用リスクを下げるという面でも非常に大切です。

悪性腫瘍と良性腫瘍の違い

  • 正常な細胞を無視して、特定の細胞のみが増殖し 続ける
  • 浸潤や転移を繰り返す ことで、発生した箇所以 外にも広がる
  • 細胞に必要な栄養分を、がん細胞が搾取すること 、免疫力、体力ともに 衰弱化が進む
  • 特定の細胞が膨張性増殖をしてしまう
  • 細胞増殖のスピードが 遅く、浸潤や転移などの 症状が無い
  • 生命に影響を与える箇 所を除けば、そのほとん どが外科手術を施すこと で再発を防ぐことが可能

以上が良性腫瘍と、がんと呼ばれている悪性腫瘍との主な違いになります。病院で診察を受けた場合、まずは自分の症状が良性な のか、悪性なのかをしっかりと確認しましょう。

がんの症状

全身に発生する可能性のあるがんには実に様々な種類が存在しています。がんの症状は、発生する部位によって異なります。その ため症状を知りたい場合は、自分に発症しているがんについての詳しい知識が必要になるのです。

癌の症状見取り図

ご覧のようにがんというのは、全身のありとあらゆる細胞や組織、内臓器官に発症する可能性が十分に あるのです。これらのがんにはそれぞれ、特徴や症状が存在します。主な初期症状として、しこりや血 便、血尿、血痰などの出血症状や、貧血、めまい、体重減少による見た目の変化などがあります。

最新がん情報

女性の部位別がん患者ランキング

部位ランキング

ランキングを見てみると、女性特有のがんである乳がん 患者の数が圧倒的に高いという結果になっています。ま た前年度の予測データ よりも乳がんの数値は高くなっており、乳がん患者の数 は年々増えているということが分かるでしょう。乳がん は主に30代ごろから発症する確率が高くなる傾向があ り、50代後半から60代前半の乳がん患者数が最も多い ことが厚生労働省から発表されています。またこの年代 は、乳がんとともに子宮がんの患者数が多いというのも 特徴です。

※がん情報サービス「2015年のがん統計予測データ」引用 ※日本国のがん統計の罹患データはおよそ4~5年遅れで公表されています。そのため2015年 の予測データは2011年の罹患数データを元に、数学的な計算、補足から短期予測したものにな ります。

女性の死亡率が高いがんのランキング

死亡率ランキング

死亡率という観点から女性のがんをみると、その数値は 患者数と異なります。患者数でTOPだった乳がんは、死 亡率ランキングでは5位という結果になっています。乳 がん患者数は死亡数の6倍以上です。このことからも乳 がんは死亡率が低く、しっかりと治療を行なえば、高確 率で改善させていくことが出来るということが分かりま す。死亡率が最も高いがんである大腸がんも年々増加し ている傾向があるようです。

※がん情報サービス「2015年のがん統計予測データ」引用 ※日本国のがん統計の罹患データはおよそ4~5年遅れで公表されています。そのため2015年の 予測データは2011年の罹患数データを元に、数学的な計算、補足から短期予測したものになり ます。

女性に多い「乳がん」

がんの中でも特に女性の発症率が高いのが乳がんです。死亡率が低いがんではあるものの、放置していると乳房を切除する危険性も あります。その為にも乳がんについての情報をしっかりと押さえておきましょう。いざというときに慌てずに的確な対処を取ること が出来るようになります。

聴診器

乳がんの正体と治療方法

乳がんは乳房に発症するのが特徴で、女性に多いがんとして知られています。乳がんには浸潤がんと非浸潤がんの2種類に分けるこ とが可能で、浸潤ガンの方は全身の細胞や内臓器官に転移する傾向があります

これら3つが基本的な乳がん治療になります。乳がん治療はその他のがん治療同様に、早期発見が非常に重要なポイントになります。 最近では乳がんの定期検診や検査技術が進歩したことによって初期レベルの乳がんを発見することが出来るようになっています。早 い段階で症状を発見し、治療を進めることが大切です。

乳がん治療のメリットや副作用を説明

初期の乳がん治療では殆どの場合、外 科手術治療が選択されます。最近では 全摘出をせず必要な箇所のみを切除し 、出来るだけ乳房を残すのが一 般的です。放射線治療を組み合わせる ことで再発リスクを抑えることが出来 ます。

乳がんにおける放射線の使用は、治療 後の再発リスクを下げる為に行ないま す。乳房をほとんど残した状態の手術 を行なった場合は放射線治療では、外 科手術で完全に取り除くことが出来な かったがん細胞も死滅させることが可 能です。

乳がん縮小に効果的なのが抗がん剤で す。主に手術の前後に行われます。抗 がん剤治療を含む化学療法は再発防止 が目的です。副作用のイメージが強い 抗がん剤ですが、最近では予防法や対 策法が進歩したことでそのリスクは少 なくなっています。

抗がん剤治療と併用して効果のある最新治療

最新のがん治療「ハイパーサーミア(温熱療法)

最近注目を集めている最新がん治療にハイパーサーミアというものがあります。死滅させたい「がん細胞」にピンポイントで狙い を定めて、その部分の温度だけを上昇させることによって「がん細胞」を効率良く治療することが出来るのです。ハイパーサーミ アは外科手術治療、放射線治療、抗がん剤治療と組み合わせることで、より高いがん治療効果に期待をすることが可能です。

ハイパーサーミアの位置付け

ハイパーサーミアの仕組み

ハイパーサーミアの仕組みとしては、細胞に対して内外から熱を与えます。部分的に温度を上昇させる ことでがん細胞をピンポイントで破壊することが出来ます。

正常な細胞組織が加熱された場合、血流がよくなることでその部分の温度 を下げることが出来ます。ですが、がん細胞組織の周辺では血管の拡張作 用がうまくされない為、がん細胞の温度は上昇し続け結果的に死滅してし まうのです。ハイパーサーミアでは通常の健康的な細胞を壊すこと無く、 安全に「がん細胞」のみを効率良く治療していくことが出来ます。

ハイパーサーミアの特徴

抗がん剤治療やその他の治療と組み合わせることで、治療効果の促進に期待出来るのです。

乳がん治療以外にも、様々ながん細胞に対して効果を発揮します。また再発がんや転移性 があるがんにも広く対応することが可能です。

ハイパーサーミアは副作用や後遺症のリスクが少ないというのが特徴です。治療回数に制 限が無い為、何度も受けることが出来ます。